今回販売しているＤＶＤの中でも私が特に好きでvol.１の裏表紙にも採用させてもらったシーンがコレ！

この躍動感溢れる感じ最高！「北海道の旬の食材を自分で収穫する」というシーズン２のコンセプトを象徴するようなシーンが撮影できたことに当時、大満足したことを覚えている。しかし、その後、捕まえた秋鮭を料理してくれる「マチの料理人」をガチで探すというロケは困難を極めた。我々の思惑通りに…。それを企画した制作側の意図はこうだった。ロケが行われた２０１８年は「イッテＱ」や「鉄腕ＤＡＳＨ」のヒットを受けて、バラエティでもリアリティが求められる時代だった。出演者が苦労して頑張っている姿を見て視聴者の皆さんは応援したくなる。そんなヒットの法則を我々の番組にどうやって入れられるかを考えて「料理人をガチで探す」という企画が決まった。当時は「出演者には苦労してもらおう時代」が到来していた。ちなみに今は真逆でＹｏｕＴｕｂｅをはじめとした「出演者には楽しんでもらおう時代」が到来中だ。（※この変な名前の時代のくくり方は個人の感想です）

そんなガチロケ企画に不安を感じながらも、我々は覚悟を決めた！「どこにも一切アポは取らない！完全ガチだ！ガチでやるんだ！」

…とは言え「料理してくれる人が誰もいなかったらどうするの？」という不安は消えない。そこで我々制作班は一つの秘策を抱えた。それは「私の実家の母が料理をする」という策だ。ロケが行われた石狩市には偶然にも私の実家があり母親が住んでいる。最悪の最悪、誰も居なかったら母に料理してもらうしかない。ロケの展開上、その秘策を使う事はなくてホッとしたが、撮影後、思い出したことが一つあった。それはロケの途中で母に「もしかして本当に行くかも知れないから鮭の料理を作っといて！」と電話をしていたことだった。「えっと…どうしよう？」と思い、それをプロデューサーに打ち明けたら「石狩市の鮭の家庭料理という感じで本編のどこかに使えるから撮影しておこう！」と言われ、その後、撮影班だけが私の実家に行き、母が作った「秋鮭料理」を撮影し、事なきを得た。それが本編の最後の方で登場した、コレである。

上から「鮭のちゃんちゃん焼き」「鮭の白子の煮物」「鮭の磯辺焼き」の３品。…という事で今回のＤＶＤ（シーズン２のvol.１）には私の母が作った秋鮭料理が収録されています。「お母さんの手料理がＤＶＤになったよ！」と言ってプレゼントしてみようかな。今日、母の日だからね。

【ご報告】

ＤＶＤ売れています！！最高です！５月９日までで５６９枚も売れましたー！！皆さん、ありがとうございます！

ＳＥＡＳＯＮ３復活まで残り２４３１枚！まだまだまだまだまだ頑張りまーす!(^^)!